脱初心者のためのRPG的成長仮説

(この記事には熱い自分語りが含まれます.摂取には十分お気を付けください)

プログラミングだったりイラストだったり,趣味で色々と手広くやっている者です
趣味でやっていることなので,自分が楽しむことが最重要で,本当は実益とか気にしたら負けなんでしょうが,
所謂,その道で一流と呼ばれるような,有り体に言ってしまえばそれでお金が貰えるようなレベルになれたら嬉しいな,とは常日頃から思ってしまうものです

ですがまぁ,世の中そんなに簡単には行かないようで…
最初から最後まで楽しみながら一流になれるのは極一握りの方々だけかと思います
ある程度のレベルまで進んだ人が更に上のステップに進む為にはやはり”学ぶ”というステップが必要で,これは時に苦しいものだったりする訳です
成長実感ばかりを追いかけていると、「一流」へのきっぷを手放してしまう。


話しは変わって,随分と前から私は「Rocket League」というゲームに嵌っています.
早い話が「車でサッカーをする」というゲームで,Y〇U TUBEなんかでプレイ動画を検索すれば5秒でどんなゲームか理解できると思います

私も最初は,ある方の動画を見て「面白そうだな」と思って始めたのですが,その時はこのくらいのイメージでした.

  • なんか車がフワフワ飛んでる!面白そう!
  • 使うボタンが少なくて操作も簡単そう!ス〇ブラみたいに初めてでも直感的に遊べそう
  • 大事なのは立ち回りだな(キリッ

動画を見ている限りでは露とも思わなかったのですが,実はこのゲーム,
操作がとにかく 滅 茶 苦 茶 難しいんです
ロケットリーガーあるあるですが,初めたばかりの数十時間はまともにボールに触れることすら出来ません.

しかし,ゲームをプレイしたことで,改めて動画を見返したとき以下の点に気付きました.

  • (自分は)ボールに触りに行っている.(上手な人は)ボールの未来位置を予測してそこに当てに行っている.
  • (自分は)一回の行動で一喜一憂.(上手な人は)一つの行動が終わったら既に次の行動を始めている

自分でゲームをプレイしたことで少し経験値が上がったためか,今まで気づかなかった”上級者の凄い動き”に気付けるようになりました.
あとは,自分で試行錯誤したり,上手い人の動きを見ながら真似して自分も同じことが出来るようになるだけです.

更にプレイを続けて経験値を上げていくとどんどん視界が広がっていきます.

  • 上手い人はカメラ設定を弄ってボールが見やすいように調整している
  • 自分がフリーな時でも常に動き続けて位置取りを調整している
  • アイテムの出現位置を完全に覚えていて見なくてもアイテムを取りにいける

ロケットリーグの話はこのくらいにしておきましょう(笑)


以上の話をまとめるとこんな教訓が得られるかと思います.

  • 自分のレベルが圧倒的に足りていないと何も理解できない
  • 自分のレベルを上げると少しずつ見えるものが増えてくる

なんというか,RPGなんですよ.
ポ〇モンと一緒なんです.
ついでに言えば,MMOとかでよく見るスキルツリーのシステムも入ってる.ある能力をアンロックすると次の能力がアンロックできるようになるっていうアレ.

この発見自体は別に自分の中では新しくなくて,子供の時から何となく気付いていたんですよ.
でも,「所詮はゲームの中の話で,世の中こんなに簡単にレベルが上がれば苦労しないよなぁ…」って心の何処かで思ってました.

いや…でも,よくよく考えれば違うな….まさにRPGそのものじゃないか?と最近改めて思うようになったんです.ロケットリーグを通して(露骨なステマ)

とりあえず,成長の過程をRPGでモデル化したときにどんなことが分かるか,書いていきます.

なぜ現実では簡単にレベルが上がらないのか

一口に言えば,レベルが足りていないからだと思います.
レベル0の状態では,「本当に何も理解できない」んですよ.
例えば,プログラミングが出来るようになりたい,イラストが描けるようになりたい.
そう思ったときに,まずはこう囁かれる訳です.「上手くなりたいなら,真似をしなさい」と.
そこで,例えば何か手ごろなプログラムの教本のソースコードだったり,自分の好きな絵師の絵を借りてきて写経なり模写なりする訳です.

これはある一定のレベルまでは簡単に成果が出てしまうんですよ.
何故ならそれは,「プレイする”だけ”で手に入ってしまう経験値」が最初の頃には存在するからです.
ゲームで言うとチュートリアルです.博士の言う通りにコマンドを選んでバトルすると敵は勝手に倒れていくんです.

しかし,すぐに限界が来ます.
難しいソースコードや,超絶美麗なイラストを前にして,未だ一人では何も出来ない自分に気付かされます.
行き詰って,ネットを検索しても帰ってくる答えはこうです.
「とにかくやるしかない」「数をこなせ」と….

ここで,RPGモデルが教えてくれる教訓はこうです.

「それは相手が悪い」

チュートリアルを終えて,Lv.10 くらいになったポ〇モンを連れていきなり四天王を倒しに行ったらどうなるか?
そんなのあるのみ!です.
せめて,それで経験値が入るのであれば当たって砕けろも有効な手段となるでしょう.
しかし,育っていないポケ〇ンで無謀な戦いを挑むとどうなるか……目の前が真っ暗になって,経験値どころか時間もパーになってお仕舞いです.

では,どうすれば良いか.
簡単です.

レベルを上げながら,弱い順に倒していけば良い

ということです.
Lv.10ならLv10相応の相手がいるんです.ほら,そこに居るでしょう,岩タイプばっかり使ってきそうな腕組してる変態紳士の方が…

戦って勝負になる相手はせいぜい自分の Lv ± 10 ちょっとくらいなもんです.
それ以上ではまったく歯が立ちませんし,それ以下でもまったく経験値が稼げません.それではまったく成長できないということです.

困難は分割せよ

の格言の通り,まずは問題を小さくしていきましょう.
プログラミング初心者が相手にするべきは,完璧なソフトウェアの作り方ではなくまずは文字の入出力のような簡単なお題であるべきです.
それすらレベルが高いようなら,変数に値を代入する のようなものでもいいでしょう.
自分への課題は,徹底的に自分のレベルに合わせるべき
であると思います.
そして,自分のレベルが上がったと感じたら一つ上のステップに進みましょう.
ここで調子に乗ってLv.100の敵を相手にしても間違いなく詰みます.
Lv.10を脱出出来たら今度はLv.20くらいの敵を見つけて相手にするべきです.


以上の法則は割とどんなものに対しても当てはまるのではないでしょうか?

絵であれば,まずは丸や四角などの線を引くところから始めて,平面,立体と描けるものを増やしていくように….
ゲームであれば,まずは基本動作から,立ち回りや細かなテクニック,上級者の技術やセオリー的動きが出来るように….

結論は至極ありふれたものになってしまいましたが,自分をRPGの主人公に置き換えたような客観的な目線から課題を用意してあげる必要があるのではないかと思いました.

自分と同様,脱初心者で行き詰っている人への何らかの助けになれば幸いです.ではでは.

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